いつも使っている地下鉄で目が点になる広告に出会った。 久しぶりの面白い大胆なキャッチコピーに惹きつけられた。
そのキャッチコピーとは、“ビジネスのカギはITでも英語でもない。接待ゴルフを支える「腰」だ”である。 ビジネスのカギが接待ゴルフを支える「腰」であるから腰のケアーは大事にということが狙いと見える。
この広告を出している会社の勇気と遊び心に感動した。余程ゴルフに理解のある会社としか思えない。
接待ゴルフでも、楽しみのゴルフでもゴルフスイングに腰は重要であるが、それはゴルフをする人には分かるが、しない人にはぴんとこないかもしれない。
万人に受けないとしてもあえてそれでいった会社の心意気がいい。 この宣伝「トクホン」であった。
キャッチコピーは短いフレーズにアピールしたいことと、相手を納得させるものを収める工夫が凝縮されているところがとても面白い。 そういう意味で私は以前からキャッチコピーには興味を持っていた。
自分がゴルフをしているから、特別このトクホンの宣伝のユーモアあるアピールの仕方に惹かれたのかもしれない。日常生活の中に笑えるものがあるということは潤いになる。
伝えたいことを笑いと一緒に届けられれば最高。
さて今回主役となった「腰」であるが腰は身体の要、日舞からゴルフまで動きの決め手は腰である。
上体の動きをきれいに見せるのも、下半身からのパワーやスピードをコントロールするのもすべて腰である。 また運動に限らず、物事上手くいかなかった時によく使われるのは腰抜け、腰砕け、弱腰などみな腰をからめた表現だ。本気で何かに取り組む時には本腰をいれる、腰を据えると言う。
ゴルフが上手くなりたければ、先ず腰を据えて構えることに始まり、その腰を使って思い切りスイングをすることである。
そして使った後のケアーもお忘れなく。
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腰が使えないと振り切れない
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振り切ったフィニッシュ |
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